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傾向 虐待 -□------- 制裁 虐待者 名無し --□------ 東方キャラ 虐待方針 生かさず殺さず --□------ 皆殺しダァ! 出演ゆっくり 良いゆっくり -□------- 悪いゆっくり ゆっくり加工場系1 虐 性 捕 アリス×ゆっくり系1 虐 ゆっくりいじめ系14 第三話 ゆっくりたちの、実にゆっくりとした一週間 前篇虐環家 ゆっくりいじめ系15 第三話 ゆっくりたちの、実にゆっくりとした一週間 中篇虐環家捕 ゆっくりいじめ系16 第三話 ゆっくりたちの、実にゆっくりとした一週間 後篇虐家 ゆっくり加工場系11 ゆっくりの貴重な出産シーン虐家性 ゆっくりいじめ系122 ゆっくりアリス愛の劇場-1環家 ゆっくりいじめ系123 ゆっくりアリス愛の劇場-2家 ゆっくりいじめ系124 ゆっくりアリス愛の劇場-3環性家 永遠亭×ゆっくり系6 ゆっくり夫婦の出産-1虐家性共 永遠亭×ゆっくり系7 ゆっくり夫婦の出産-2虐家性共 妹紅×ゆっくり系5 人食いゆっくり_前虐家 妹紅×ゆっくり系6 人食いゆっくり_後虐家 ゆっくりいじめ系257 ほほえみの村_1そ家性環捕 ゆっくりいじめ系258 ほほえみの村_2そ家性環捕 ゆっくりいじめ系259 ほほえみの村_3そ家性環捕 ゆっくりいじめ系260 ほほえみの村(永琳の報告書)そ環 ゆっくりいじめ系336 ゆっくりアリス愛の劇場-4虐家性 ゆっくりいじめ系338 ゆっくりの因果_1そ性家 ゆっくりいじめ系339 ゆっくりの因果_2そ性家 ゆっくり加工場系25 ゆっくり農園そ環無 ゆっくりいじめ系943 ようこそ、ゆっくり歌劇団へ! 1虐環性 ゆっくりいじめ系944 ようこそ、ゆっくり歌劇団へ! 2虐環性 ゆっくりいじめ系945 ようこそ、ゆっくり歌劇団へ! 3虐環性 ゆっくりいじめ系946 ようこそ、ゆっくり歌劇団へ! 4虐環性 ゆっくりいじめ系1300 しあわせ想像妊娠 1 ゆっくりいじめ系1300 しあわせ想像妊娠 2 ゆっくりいじめ系1315 ゆっくり世紀末 ゆっくりいじめ系2119 みょんとの遭遇
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「すりあわせ技術」が日本の技術力の特徴と言われている。 対峙する言葉として「組み合わせ技術(モジュール化)」等があり、代表的なものとしてPCが挙げられる事が多い。 近い将来自動車もそうなる可能性が高いと言われている。 PCは我々が秋葉原でパーツを購入組み立て可能で、スタンダードになっているソフトウエアも大半が購入可能。市販されている製品のほとんどが組み合わせ技術と言っていいでしょう。 それに対して「すりあわせ技術」は、組み合わせ方や、組み合わせる部品に独自の技術が盛り込まれており、汎用技術を生かしながら其の中にそうした独自性を盛り込む事で、他に真似しにくい製品である。 例えばデジタルカメラも、基本的な撮影機能を実現するのであれば組み合わせで今や可能だが、日本のメーカーは過去に築いてきた画像処理技術をカスタムLSI等にブラックボックス化して生み込み、より付加価値を高めようとしている。自動車もプリウスなどはこれに近いものがありますが、トヨタがハイブリッド技術を広める為に、それらの技術を」他社提供する動きを見せており、そうなってくると他社が生産するトヨタ型ハーブリッド技術を持ったハイブリッドカーはまさに組み合わせ型として世に出てくるだろう。 東南アジアなどでは、洗濯機は最低限の製品はモーターと外装部品で作れるので、それを東南アジアなどでも生産されるが、日本国内で生産するものと同じ耐久性や制御機能は持てない。 耐久性や制御機能を追及すると、日本人が長年築いた経験や匠なしに実現できない。これも「組み合わせるだけではできない付加価値を実現する日本の技術力」を示すもので、「すりあわせ技術」文化を象徴するものの一つである。 対義語:モジュール化
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登録日:2012/06/21 Thu 15 14 12 更新日:2024/01/28 Sun 10 31 31NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 お姉様 サンデーズ シャンプー ニナ・パープルトン バタコ マイメロディ 佐久間レイ 声優 声優項目 東京都 佐久間レイとは、日本の女性声優、歌手。本名は佐久間玲子。 1965年1月5日東京都生まれ。血液型はB型。 高校時代はソフトボール部に所属していたが、怪我を機にもうひとつの夢であった芝居の世界に行こうと決意。 「スター誕生!」に合格するも第36回大会でどこからもスカウトがかからず、38回大会で中森明菜に敗退(ちなみにこの時の番組司会者は坂本九と石野真子)。 しかしこれが機でタレント養成所にスカウトされレッスンを経てアイドルデビューするが、大成はしなかった(本人も「入口間違えた~!!」と思ったらしい。)。 その後、1985年に「夢の星のボタンノーズ」で声優デビュー。以後は「アンパンマン」のバタコさんや「魔女の宅急便」のジジなどの役に恵まれ、ブレイクする。 2000年代以降も「おねがいマイメロディ」のマイメロを演ずるなど精力的に活動している。 [余談] アイドル時代は「ガー子」と呼ばれていたらしい。また後期には「佐久間 麗」の名で活動しており、現在でも音楽活動の時には「麗」と名乗っている。 アイドル時代NHKの音楽番組『レッツゴーヤング』のレギュラーグループ「サンデーズ」に約1年半の間所属しており、番組の都合上かつて『スター誕生』で自分を負かした中森明菜とチョイチョイ顔を合わせていた。ちなみに彼女と入れ替わりに降板したのが後に『らんま1/2』・『トップをねらえ!』で共演した日髙のり子で、当時の女性司会者は『プリンプリン物語 』で主人公を演じたアイドル石川ひとみだった。 だが彼女の時期ではそれまでのサンデーズに贈られた『番組で新曲をプロデュースして月替わりで宣伝出来る』(この制度の最初にして最大のヒット曲が『あずさ2号』)ことが殆どなくなり、しかも代わりに出来た『番組の挿入歌』群は(レギュラーにジャニーズ系アイドルがいた所為か)レコード等にならなかった。一応自分で出した新曲は披露できたそうだが。 なお後に結婚した水島裕も同時期にゲスト出演して歌を披露したことがあり(NHKの公式データベースの記録より)、この番組で初共演している。 声優の水島裕氏と結婚し、娘をもうけたが後に離婚している。結婚はワイドショーでも取り上げられ、ジジの声であやしたりしていたそうだ。なお結婚式で着たドレスは後に日髙のり子さんや林原めぐみさんや某17歳の人も使用したとのこと。ちなみに娘さんは2012年現在で21歳になる。 執筆活動の際には「与田美歌緒」(逆さから読むと「おかみだよ」)というペンネームを使っている。これは自身の音楽活動である「音楽温泉ライブ」で「おかみさん」と呼ばれていることから。 友人のお子さんが「バタコさんに会える」と聞き、すごく楽しみにしていたが、いざ顔を合わせると「バタコさんじゃな~い!バタコさんはどこ~!?」と泣き出してしまった。すぐに「自分はバタコさんの友達で、今日は急がしくて来れなかったの。だからお手紙渡しておくね。」と謝り、後日電話でバタコさんとしてその子と会話した所、とても弾けるような声で話してくれたという。この事から、声優活動の時には顔出しは控えている。 [主な出演作品] ピアス(夢の星ボタンノーズ) サディ・ディーン(愛少女ポリアンナ物語) エイミー・マーチ(愛の若草物語) ジェリー・ビーンズ(あんみつ姫) バタコさん(それいけ!アンパンマン) リーム(T・Pぼん) 皇輪子(ダッシュ!四駆朗) いずみ/アブ子(パラソルヘンべえ) メロディ(ミラクルジャイアンツ童夢くん) シャンプー(らんま1/2) ミイ(楽しいムーミン一家) ぎょポ(きんぎょ注意報!) ロッテ・ケルナー(わたしとわたし ふたりのロッテ) 立花小夜子(熱血最強ゴウザウラー) ヒメコ(クレヨンしんちゃん) ガリオン夫人(ドラえもん のび太とブリキの迷宮) ミミミ(ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状!) ミニドラ(ドラえもん*テレ朝1期版) マリリン(愛天使伝説ウェディングピーチ) アリス(アリス探偵局) サイザー(ハーメルンのバイオリン弾き) 榊原ヨーコ(あずきちゃん) サクラ、ユキ、リサ(ポケットモンスター) 光・闇のカード(カードキャプターさくら) マリアンヌ・オーレルカイゼン(トライガン) あかボン(Bビーダマン爆外伝) ネーヤ(無限のリヴァイアス) 小野耀子(ゲートキーパーズ) FUMIKO TOKORO(デジタル所さん) マフラーちゃん、春名ヒロミ(とっとこハム太郎) 江田島このは(おねがい☆ティーチャー) マーガレット市長(SDガンダムフォース) マイメロディ(おねがいマイメロディシリーズ) ペイオース(ああっ女神さまっシリーズ) チャミー、ピゴモン(ドラえもん*テレ朝第2期) リドヴィア=ロレンツェッティ(とある魔術の禁書目録Ⅱ) 月影春菜(ハートキャッチプリキュア!) 逢沢詠子(エリアの騎士) 皇藍華(AIKa) 小早川流水(海の闇、月の影) ニナ・パープルトン、次回予告(機動戦士ガンダム0083) マリーメイア・クシュリナーダ(新機動戦記ガンダムW Endless Waltz) アマノカズミ(トップをねらえ!) リング・スノーストーム(クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望) ジジ(魔女の宅急便) クロ、ユキコ・ダテ、ラーダ・バイラバン(スーパーロボット大戦OGシリーズ) ニキ・テイラー(SDガンダムGジェネレーションシリーズ) べるの(しあわせのかたち) 影山サキ、水狐(サクラ大戦2) 軽井沢もも(燃えろ!ジャスティス学園) サニア・パカプカ(ポポロクロイス物語) みど・わおん(ドレミファ・どーなっつ!) ミイ(スズキ・MRワゴンのCM) 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] いくつになっても声可愛い -- 名無しさん (2014-09-08 19 40 09) 現在はバタコさんくらいでしか声が聞けないのが寂しい。 -- 名無しさん (2014-11-01 16 07 45) NHKで毎週「きょうの料理ビギナーズ」って番組でお婆ちゃんの声やってるよ。 -- 名無しさん (2014-11-29 14 02 57) リドヴィア役には色々びっくりした -- 名無しさん (2014-11-29 15 42 20) ↑3俺は今のところ、「おねがいマイメロディ」のDVDで補充しているぜ!!!! -- 黒岩 (2015-05-30 22 39 22) 「人魚の傷」で真人の母親役に出ていらしたけれど、今まで自分の知っていた声と演技が違い過ぎて、改めて実力の凄さにびっくりしました・・・・・・。 -- わいビー (2016-04-24 07 54 23) バタコのイメージが強いからポケモンXYのヤシオの声を聞いて驚いた -- 名無しさん (2018-09-15 21 36 22) 相談所に報告のあったコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-01-22 12 48 47) 少女も大人の女性もマスコットもできるすごい人 -- 名無しさん (2023-04-12 19 28 38) もうすっかりお祖母ちゃん(孫がいる意味で) -- 名無しさん (2023-04-12 19 50 52) 本人のTwitterで、『ETCの声が日高のり子さんだから、ETCカードが挿入されていませんの警告で「今はその必要はなくてよ」と、お姉様で返してる』とのツイートが面白い -- 名無しさん (2023-09-15 19 32 27) 名前 コメント
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初谷峰 雨璃(シヤミネ アマリ) 女 16歳/1-1/7月7日/147cm (+2cm) 家庭科部 ○英語 ×体育 ~memo~ おだやかでのんびり屋。楽観主義 自由奔放で、人懐っこい性格。甘えたがり 猫派、たけのこ派。 お菓子など甘いものに目がなく、家庭科部を選んだ動機も(他人の作った)お菓子を食べたかったから。 少しずれていたりするが成績は悪くない方だとか。 生まれつきの喘息もち現在は治療の結果、症状はよくなりつつある だが、激しいものや長時間の運動はできない様子。 補足 生徒 初谷峰雨璃 立川くるみ 小鳥遊るか 鈴木緑 藤宮茶衣 城咲美桜 冷泉寺美涼 滝村真琴 漆原維 桜庭透 杠柚葉 霧嶋ゆか 七瀬まほろ 月宮空 桃乃珊廸 華埜院撫子 柊隷人 水瀬悠 柊慶人 永福よそ 倉井愛 綾瀬苺 柚川倫栗 音姫祐弦 山田太一 桐山伊織 亜八坂名草 月邑真皓 星見草燐 烏丸恵彦 千田清子 相京雅 野分信弘 花宮遙歩 教師 羽鳥幹久 芹生尊 伊月乃蒼 立川だいち 柚川春桃 春川すみの 逢坂晃 鳥舞貴幸 杠柚暉 吉隠真輝 森下魁 織笠嗣朗 金原義正 神森新太 柴垣光 月宮奏 月城夜宵 時雨川灯志郎 御子柴縁吏 香芝まひる 華埜院桔梗 経堂義則 南雲孝多郎 平内彰宏 櫻田雨水 烏丸雪明 宇佐見兎ノ太郎 秦野恵 東美保 月邑吏人 水鳥川殿八 ライアン
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623 名前: NPCさん 2005/12/12(月) 15 28 51 ID ??? ほんと、人の彼女だとか自分を一顧だにしてない女とかに血道を上げる奴って多いね。 こういうサークルにいるとしょうがないのかもしれないが、 やっぱり俺の彼女も何人かに狙われてたし。 624 名前: NPCさん 2005/12/12(月) 15 50 13 ID ??? 他人の彼女(≒自分以外の男に惚れてる事が明らかな女)に、 下心持って近づこうとする心理ってどんなもんなんだろうね? 俺なんかは逆で、他人の彼女だとトラブルが怖くて近付けないんだが…。 625 名前: NPCさん 2005/12/12(月) 15 55 17 ID ??? 623 ごめん、君のレスが微笑ましくて笑った。 ガキの頃は自分の彼女が他人に狙われてると思うよね。 疑心暗鬼は若さだよなぁ…。 俺にもそんな頃、あったよ。 626 名前: NPCさん 2005/12/12(月) 15 57 12 ID ??? 624 100%ではないけど、あっしの鳥取の事例では高確率で、 人当たりの良い女の子がそういう被害にあう。 加害者側の言い分は、細部はことなるが、大筋で (自分に)気があるように思えたから。 その思えた理由は、ほとんどが、友達どおしで普通にある行動を、 好意の表れと自己判断して暴走したケース。 627 名前: NPCさん 2005/12/12(月) 16 04 11 ID ??? 624 相手の男より(略奪できれば)優位に立てたように錯覚するんじゃね? 彼氏持ちの女にばかり血道をあげているような場合は。 あるいは 623のようなサークル内にいて、という例なら、 「アイツとつきあうような女なら、オレとも余裕でつきあうべ」とか、 侮って突進しているのかもしれない。 まあ普通は、単にその女に惚れてるだけで、 男がいるかどうかは障害物の違いでしかないと思われ。 628 名前: NPCさん 2005/12/12(月) 16 04 35 ID ??? つまり… 友達同士で普通にする、そんな程度の接触で、 『自分に気があるかも』と思い込むような低い扱いをされてるんだろうな。 他の女からは。 629 名前: NPCさん 2005/12/12(月) 16 13 06 ID ??? 恋愛感情は友人関係をぶち壊す。 九割以上の確率で。 630 名前: NPCさん 2005/12/12(月) 16 18 09 ID ??? 628 単にご縁がないだけじゃね? まあそれも低い扱いであろうかと思うが、 相手の扱いとは関係なしに友達作るの苦手って人もいるだろーし。 男がいるとか人当たりが良いとか気があるかもしれないとか、 そんなこととは関係なしに、サークルで恋愛問題を起こす困ったちゃんって 距離感とかアプローチとか間違えてるケース多くね? 好意を持つのはそれこそ好きしてくれて構わないわけでさ。 631 名前: NPCさん 2005/12/12(月) 16 19 48 ID ??? 単に「彼氏の友達」だから親しくしているのを 「彼氏より俺のほうが好きに違いない」と訳の分からない解釈をする奴が多いのが困り物。 親しくすると言っても、他人にも同じことやってるし そもそも二人っきりであったり、彼かゲーム以外の話題でしゃべったり まして好意を露にしたこともないんだけどね。 逆に 625みたいなのも本人が言ってるとおり「微笑ましい」けど。 こういう達観した人って実際は彼女が欲しい場合が多いから。 649 名前: NPCさん 2005/12/12(月) 20 00 04 ID ??? 624 親友が彼女と同棲していて、 TRPGふだんプレイしているグループのカップルが最近結婚した 俺様が来ましたよ。 推測&妄想開始 推測1 なんかね。友人や身内の恋人だと、ふだんは縁のない一般の女の子や、 オタでない普通の女の子に比べて、自分に近くて手だ届きそうに感じるのですよ。 推測2 小説や映画やマンガだと親友の恋人と不倫したり、 彼女を取ったりする例がよくあるので、 現実でも自分ができるかもとおもってしまうのですよ。 妄想終了 結婚した女の子も、同棲している女の子も、知り合いだから 配慮してくれてるのは 631のとおりだとおもう。 普段異性とふれ合わないから、余計に勘違いが進むかと。 これの最悪の例が京都の塾講師ですな。 スレ86
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前 振り向いたまりさの先には、むらさきの髪のゆっくりが一匹。親友のゆっくりぱちゅりーだった。まりさの生活圏から離れたところまでまりさが出張っているのを不思議に思っているのか、わずかに体を傾げている。 その姿を見たまりさは、追い詰められた悲壮な表情を幾分緩めた。 ぱちゅりーは幼い頃からずっといっしょの親友だった。一人身のぱちゅりーは不妊のまりさが気兼ねなく付き合える相手ということもあり、最近までよく顔を会わせていた。れいむのにんっしんっ後は顔を会わす暇もなかったが。 久しぶりのぱちゅりーの姿は、まりさににんっしんっ前の憂鬱だが穏やかな日々を思い起こさせる。ほうっと思わず口をつくため息。 こんなことをしている場合じゃない。ゆっくりせずに、早く赤ちゃんのために蜂の巣に挑もう。そんな焦燥がまりさの心を鈍く駆り立てるが、今感じてしまったゆっくりしたいという衝動は何よりも強くまりさを動かしていた。 せめて、この苦しさを誰かに愚痴りたい、わかってほしい。 ぱちゅりーはずっと心配げな眼差しを向けてくれている。 まりさは、その真摯な親友の眼差しに向き直った。 「うん、じつはね……」 流されるように、まりさは自分たちの事情を包み隠さず打ち明けていた。 「むっきゅう! こどもができるのはゆっくりできるけど、まりさはあまりゆっくりできてないわね」 一通り聞いたぱちゅりーの言うとおりだった。 泥まみれで、頬が痩せこけ、眼も浅黒く落ち込んだまりさの姿は、明らかに疲労過多。 「ゆうう、ちょっとたいへんだけど大丈夫だよ」 それでも、まりさは笑ってみせる。 ただ、その覇気のない虚ろな笑顔には何の説得力もなかった。 「それに、まりさの赤ちゃんがゆっくりするためだから、まりさは平気だよ」 「まりさ……」 健気な言葉に、ぱちゅりーの言葉が詰まった。 長い付き合いだけに、まりさがどれだけ子供を、家族を欲していたかわかるぱちゅりー。 それだけに安易な慰めの言葉をかけられない。 「むきゅん……まりさ、おうちできのこ、いっしょに食べていかない?」 熟慮を重ねた末のぱちゅりーの言葉は、せめて少しでもまりさを休ませたいという願いのこめられたものだった。 「きのこ……!」 大好物のきのこを話題に出されて、まりさの口からだらだらと留処ないヨダレがたれはじめる。 が、ぶるんぶるんと首を振った。 「ねえ、ぱちゅりー。そのきのこ、持ち帰ってもいいかな?」 「むきゅう、いいわよ。まりさがそう望むなら……いいわよ」 健気なまりさの言葉を、ぱちゅりーは了解した。 言葉の最後を、ため息に解かしながら。 巣穴に姿を見せるなり、まりさを出迎えてたのはれいむの激怒だった。 「遅いよ! まりさは、れいむとまりさの子供をお腹すかせてへいきなゆっくりなの!?」 「ご、ごめんねれいむ」 巨体に見合った怒声に、まりさは慌てて今日の収穫を吐き出す。 そのまりさの瞼は、片方が腫れぼったく膨らんでいた。決死の蜂の巣狩りの負傷、蜂の一刺し。 はやくれいむにぺーろぺーろして労わってもらいたい。そんな気持ちで急いだ道中は、まったくの徒労となっていた。 「むーしゃむーしゃ、むーしゃむーしゃ、むーしゃむーしゃ……」 しばらく、咀嚼の音とまりさの荒い呼吸音だけが巣穴に響き渡る。 「ゆうーゆうー」 ひどくお腹がすいていたまりさだが、今は空腹よりも眠気に支配される。 うとうと急速に閉じていく視界。 「あかちゃん、ゆーっくり、うまれてねー♪ ゆっくり~♪」 れいむの幸せそうな歌声が、まりさをも心地よい眠りに導いてくれる。 すごく大変だけど、これはこれでしあわせなのかなとまりさが思い始めた頃、れいむの歌が途切れた。 「今日はまりさの大好物の『はちのこ』も食べられてよかったね、あかちゃん♪」 違うよ、まりさの大好物はきのこだよ? そんな抗議の声を上げる余力もなく、まりさは深い眠りの底へと落ちていく。 そらからまた一週間が過ぎた。 木々の葉が落ち始め、冬の気配が近づいてもまりさの生活は変わらなかった。 早朝にたたき起こされて餌集めに行き、冬篭りを始めた他所のゆっくりの生活圏に侵入しては叩き出される日々。 ふらふらの体では他のゆっくりに抗うことはできず、子ゆっくり程度からもたやすく跳ね飛ばされては、「まりざのあがぢゃんのだめに、ごはんがひづようなんでずうう」と泣いてすがるまりさ。 何とか、わずかなドングリや松ぼっくりを少しずつ恵んでもらうことはできたが、たくさんの顔見知りの迷惑そうな顔が網膜に焼きついて離れない。 中には同情してくれるゆっくりもいたが、親友のぱちゅりー以外は二度、三度と無心を重ねると、「こんなまりさの子供にうまれるなんて可哀想だね!」と心に言葉を突き立てるようになってくる。 だが、言い返す言葉もないまりさ。 にんっしんっ前以上の惨めさに涙をこぼしながらせっせとれいむの元へ餌を運んでは、その少なさにつがいとしての無能さを罵られ、追い出される毎日だった。 そうして、ついに二日前からは夜中の狩りをするように言い渡されていた。 確かに深夜に活動しているゆっくりはほとんどいない。しかし、真夜中はほかの冬眠前の野生生物たちの時間。月明かりを受けて爛々と輝く狐の目を恐れながら、まりさはそろーりそろーりと半泣きで闇の中をうろつく。 常に付きまとう死の気配。 一晩中続いた緊張に、まりさの体と心は一日で限界を迎えていた。 「もう、無理でずううっ! はやぐ、こどもうんでぐだざいいいっ!」 ついには、れいむに出産を早めるようお願いまでした。 が、れいむはまりさの十倍はありそうな体積を震わせて目を見開く。 「ゆっくりしているあかちゃんに、何てひどいごどいうのおおおおっ!?」 暴風のような声に、にんっしんっ前から一回り小さくなったまりさの体はまるで紙のよう。 ふわふわとした足取りでふらつきながら、それでもこの三週間溜め込んだ言葉を吐き出さずにはいられなかった。 「だっで、ゆっぐりしすぎだよおおお! もう冬になるんだよおおおお! なのに、一日分のごはんもないんだよおおおっ!」 「だったら、ごはんをきちんと集めればいいでしょおおおおっ! なんでごはんもあづめられないのおおっ!? まりざは親じっがぐだよおおっ!!!」 れいむは、れいむの中でゆっくりと育つ宝物を前に、つまらないことでゆっくりさせてくれないまりさの言葉が悲しかった。 せっかく、れいむの素晴らしい子供の親にしてあげようと思ったのに、裏切られた気分でぱっちりとしたお目めからぽろぽろと涙をこぼす。 まりさはひどく不本意で、みじめだった。 これだけ命を何度も賭けるほどに尽くしているのに、返ってきた評価は親失格。三週間の誠意を踏みにじまれた思いが、痩せこけた頬に一筋の涙を形づくっていた。 「お願いだからっ、ゆっぐりざせてよおおおおっ!」 期せずして、二匹同時に同じ言葉を絶叫する夫妻。 それに続く陰鬱とした嗚咽は、まりさが体を引きずるように今日三度目の狩りに出かけるまで、止むことがなかった。 こうなってしまえば、まりさが唯一頼れる相手は親友のぱちゅりーしかいなかった。 だが、ぱちゅりーのおうちにつくなり、常になく血相を変えて近づいてきたぱちゅりーの姿に、まりさの体がこわばる。 「むきゅう! まりさ、聞いて!」 おそらく、次の言葉はいい加減にしてという拒絶の言葉だろう。諦めにため息をもらして、まりさはそっと目を伏せた。 ついに最後の友達もなくして、これからこどもを一向に産もうとはしてくれないれいむと食料も無いままに冬の訪れを迎える。 その想像する未来の悲惨さに、あと少しで手の届くあかちゃんの儚さに、愕然とするまりさだった。 が、ぱちゅりーの言葉は予想外のもの。 「あのね、まりさ! にんっしんっしたら、おそくてもおひさまが十回のぼるまでにはこどもが産まれるって、お母さんから聞いたわ!」 「……ゆ?」 それは、まりさのあどけないほどに困惑した声。 「十回までに?」 おうむ返しに繰り返し、最近のつらい毎日を思い返すまりさ。 三回ぐらいまで、れいむのお腹に頬ずりしては窘められるしあわせな日々だった。 五回ぐらいから、れいむのご飯の食べる量に圧倒されてきた。 十回ぐらいまでは、そろそろ生まれているかなと、つらいなりにも帰るのが楽しかった。 十四回目ぐらいからはもう、これはいつまでの続くのと泣くだけの毎日。 十五回目から先は、記憶が霞がかって、ただ辛く情けない感情の残滓がこびりつくだけ。 それならば、もう…… 「もう、とっくにすぎているよ?」 その疑問がどういうことなのか、まりさはすぐには思い至らない。 ただ、頭の回転のいいぱちゅりーが速やかに正解に結び付けていた。 「むきゅん!? それじゃあ、れいむはにんっしんっしてないわ!」 「……ゆ?」 呟いたまりさの動きが止まる。 その瞳に次々と浮かび上がっては弾ける疑問。 れいむにんしんしてないの? にんしんしてないから、いつまでたっても産まれないの? それじゃあ、まりさのあかちゃんは、どこ? 「ゆゆゆゆゆゆゆうっ!?」 ガクガクと、まるで今際のきわのように震え始めるまりさ。 これまでの積み重ねてきた赤ちゃんへの期待が崩れ去る失望感、その足元が砕け散るような感覚に、身を起こしていられない。 そっと寄り添うぱちゅりーに体を預けて、まりさはかっと目を見開いた。 「それじゃあ、れいむのお腹にあるのはなんなのおおおっ!?」 「むきゅーん……? わからないわ。一度、確認しにいきましょう」 「れいむうう、れいむううううううっ!」 これまでの世界がひっくり返って、つがいの名を呼びながら震えるまりさ。 その体に寄り添うようにぱちゅりーが身をよせる。 二匹は、ゆっくりとした足取りでれいむの待つ巣穴へと向かった。 まりさは巣穴の異常に気がついて、中の様子を伺っていた。 後ろからのぱちゅりーの視線にわずかに体を横に振る。 二匹の注意を呼んだのは、巣穴の中からもれてくる、地鳴りのような息。おそらくれいむのものだろうが、そのただならぬ気配にまりさたちは息を潜めていた。 いつもの「ゆっくりかえってきたよ!」の呼びかけもせず、すりすりと這うように巣穴の中へ。 れいむの呼吸音は、まりさが巣穴の奥に近づくにつれ、声として明瞭に響いてきた。 「まあっ、まあっ、まぁりぃさあああっ!」 その熱っぽいその声にまりさの体がびくんと反応する。 ぱちゅりーと戻ってきたのがばれちゃったんだと、ぎゅっと目をつぶるまりさ。 だが、いつまで待っても詰問の怒声が聞こえてこない。 れいむの巨体に折檻される恐怖に震えていたまりさも、とうとう痺れをきらしてそっと覗き込み、同時に言葉を失った。 れいむが身震いしていた。 震える度、ぶるるんと皮がたるみ、しわが波のように頬を流れる。同時に、ゆふふふんっと吐き出される喘ぎ声。 その身を寄せるのは地面に置かれた黒い布切れ。 膨れきった天井にも届かん巨体で、地面の一欠けらの布切れに身をよりよせるれいむは、ひどくこっけいな有様だった。 が、まりさにはわかってしまった。布切れの正体が、自分と同じまりさ種の帽子のなれの果てであることが。れいむが見たことも無い愛欲の表情で身をよせる帽子が、自分のものでないことが。 まりさが呆然としていると、好奇心を刺激されたぱちゅりーもまりさの後に続き、眉をひそめて口を三角に窄めた。 「まりさあああ、あかちゃああああんっ! おながすかせてごめんねえええ! あんなだめなまりさを選んじゃって、ごべんねえええ! あんなぐずで、ごめんねえええええええ!!!」 高まる吐息ともに噴出しだした悪意のしぶき。 そのしぶきを間近に浴びて、まりさの顔面は蒼白だった。 最初はお腹に赤ちゃんがいるか問い詰めて、勘違いだったらそれで手仕舞い。元に戻ろうと考えていた。 だが、目の前で別のまりさに募る想いを吐き出すれいむに、どんな仲直りの言葉をかければいいんだろう。 もう、ここから逃げ出していつものように餌を集めるだけの、何も考える暇のない生活に戻ろうか。 まりさが考えることをやめよとしたそのときだった。 「れいむ、これはどういうことかしら?」 まりさの自失状態を打ち破る、冷ややかなぱちゅりーの声。 我を取り戻したまりさは、目の前でれいむの巨体と対峙するぱちゅりーの姿を見つけた。 れいむは動きをぴたりと止めて、次にみるみる赤くなる顔をぱちゅりーに向ける。 「ゆっ、勝手にはいってこないでね!」 「ま、待ってね、れいむ!」 ぶわっと、巨体をさらに膨らませて巨体を広げるれいむに、まりさは親友の命の危機を感じて慌てて転がりでる。 「まりさまで!? なにじでんのっ! ごはんはどうしたのおおおっ!」 目を血走るほどに開いたれいむの顔は、まりさの心の芯をぞわりと冷やす。 が、同時にまりさの心に芽生える思いがあった。 このぶくぶくしたバケモノは、なに? かつては、肌を合わせて何度も愛し合った相手。それなのに、お腹の中のあかちゃんがいないかと思うと、まりさの心はそれをバケモノとしか受け止められなかった。 出会った頃から、不妊がどれだけ続いてきても変わらなかった愛情が、風船から抜ける空気のように流れ出して止まらない。 だから、まりさは逆上することなく、れいむの擦り寄る帽子を見つめることができた。 「れいむ、その黒いのはまりさの帽子じゃないよね? なんで、他のまりさの帽子に、そんなことしているの?」 「ゆぐっ! それは……っ」 説明しようとして、何一つ本当のことをいえないことに気がついたれいむの顔がますます紅潮していく。 まりさは、それ十分だった。 れいむが寝言で時々もらした「素敵なまりさ」への情熱的な愛の言葉。 それは、自分に向けられていて、だから自分はがんばらないとと思った。寝言の内容に自分の知らないことが含まれている場合もあったが、なにぶん夢でのこと。 割り切って気にも留めてなかった違和感。 それが今、別のまりさという明確な別の存在があらわれると、全ての符号が一致した。 あの夜、寝る前間際にいったまりさの「大好物」についても。 「ねえ、れいむ。まりさの大好物しっている?」 「ゆっ、知っているよ! 『きのこ』だよね!?」 自信満々に正解を言うれいむ。 それは、まりさの確信をこの上なく後押ししてしまう。 寂しげなまりさの視線と、刺すようなぱちゅりーの視線に射すくめられて、れいむは不意ににこにこと取り繕いの笑顔を浮かべる。 「ゆうう、これはまりさの帽子だとおもってたら、ちがうんだね!」 大きな顔全面に張り付いた笑顔を、まりさは心底醜いと思った。 「むきゅう……それなら、ぱちゅりーが捨ててきてあげるわね」 「だっ、だめえええええ!?」 近寄りかけたぱちゅりーを、れいむは膨らんで威嚇する。 威嚇してから、れいむはしまったと臍を噛むが、もうとっくに遅い。 ぱちゅりーは、むきゅと鼻で笑いながら言葉を続ける。 「怒らないでね、れいむ。そんな汚いぼろぞうきんがおうちあるといやでしょ?」 「ゆっ、ゆがああああ!! ぼろぞうきんって、ぼろうぞうきんっていうなああああ!!!」 「むきゅう? どうみても、こぎたないわよ。きっとその持ち主も、こぎたないまりさだったのね」 「ちがああああう!! れいむの、れいむの大好きなまりさはすてきなまりさなのおおお!!! そこのまりさなんがとはぢがう、れいむとあかちゃんのすできなまりさなのおおおおおおお!!!」 破滅が、れいむの口から放たれていた。 れいむといっしょに暮らす愛情が掻き消えた後、まりさの心にふつふつと吹き上がる感情は、もはや怒りだった。 「おかしいね、れいむ。あかちゃんなんていないくせに」 こみあげる嫌悪のまま、まりさはこの破滅を推し進める。 「ゆう? なにいってるの、まりさ?」 れいむの表情が一変する。取り乱した表情から、心底訝しげな表情に。 子供を宿していることを微塵も疑っていないがゆえの困惑。 だが、ぱちゅりーの知識はすでに真実に行き着いていた。 あとはそれをれいむにわかりやすく伝えるだけ。 「むきゅう……れいむ、落ち着いてゆっくり聞いてね。ここまでくる途中、まりさか話を聞いたわ。そして、わかったの」 「ゆう?」 「お腹にあかちゃんができると、おなかだけがぷっくりと膨れるの。れいむみたく、全身がぶよぶよにならないのよ」 「れいむのあかちゃんは、きっととくべつなんだね!」 「ううん、れいむにはあかちゃんなんていないのよ。あかちゃんがいるとしら、もう産まれてないといけないわ」 「うそつかないでね! れいむのあかちゃんはすごくゆっくりしているだけだよ!」 れいむは不安の欠片もなく笑っていた。 次のぱちゅりーの言葉を聞くまでは。 「そしてね、おかあさんになるとお腹にいる子供の数までわかるの。はら、話しかけたらこたえてくれるでしょう。ぴくぴくと動いて、おかあさんここにいるよと教えてくれるでしょう?」 れいむの笑顔が、固まっていた。 この一ヶ月近く、何度もお腹に呼びかけた。 だが、応えてくれることも、命の鼓動すら感じたことはない。いつもおねむだと思っていたが、れいむは母れいむからかつて聞いた 「れいむはおなかの中でも元気な、ゆっくりした子だったよ」という自分のことを思い出す。 どうして、この子は、れいむにまったく応えてくれないの? 「でも、でも、れいむのおなか、大きくなっているよ! あかちゃんがいるからだよね!?」 巨体にすがりつくような目をされたぱちゅりーは、三角の窄めた口からため息を吐き出していた。 「あのね、れいむ。単純に、れいむはおでぶになったのよ。たくさんたべて、たくさんふとったの。おでぶちゃんになったのよ」 「ちっ、ちがうのおおおおおおおおおおおお!!! れいむ、おでぶじゃないのおおおおおおお!!!」 れいむの顔が、あからさまなぱちゅりーの挑発の言葉に般若の形相になる。 まりさはあわててぱちゅりーを引き寄せようとするが、その必要もなかった。 れいむは真っ赤な顔で、ふんっふんっと鼻息を吐き出しながら、そこから一歩も動けずにいた。 目の前に冷笑間際の笑みを浮かべるぱちゅりーに挑みかかろうとするが、何もできていない。 「どぼじで、からだがうごかないのおおおおおお!?」 「ふとりすぎて、自分の体も動かせないのね。おお、ぶざまぶざま」 ゆっくりは皮の伸縮で跳躍し、移動する性質を持つが、あまりに短期間に膨らみすぎると限界まで皮が伸びきり、体を動かす皮の張りを失ってしまう。 ゆっくりと、長い年月をかけて巨体化すれば体を動かせるだけの強靭な皮を持つこともできるが、わずか一ヶ月で膨らみきったれいむは転がることすらできず、置物同然。 「ゆぎぎぎぎっ!」 身動きできないまま、この小憎たらしいぱちゅりーに言いように言われることに、れいむは我慢できない。 「まりざああ、お願いいい! このぱちゅりーをやっづけてええええ!!!」 かつて、なんでも聞いてくれたまりさ。 だが、もうまりさはれいむの言うことを何も聞くつもりはなかった。 ぱちゅりーに近寄ると、親愛のすりすりを始める。 「ゆう!? まりさ、ちがうよ! はやくやっつけてね!」 無視して、何度も何度も体をぱちゅりーに擦り付ける。 「む、むきゅうーん♪」 そのまりさの感触に、むずがるように身じろぎするぱちゅりー。 口をつくのは、艶やかな呼吸。だめよおおという言葉を小声でささやきながら、ぱちゅりーは抗おうとしない。 「なっ! なにじでんの、れいむのなかにはまりさのあかちゃんがいるんだよ! やくたたずのまりさに、あかちゃんができるんだよおおおおおお!!!」 目の前で繰り広げられようとしている痴態に、れいむの声は絶叫に変わりつつあった。 まりさは、ぱちゅりーのしっとりした肌を味わいながら、ちらりとれいむを見やる。 「まりさは、役立たずじゃないよ!」 「む、むきゅうううう、まりさああああ! だめよおお!」 いきなり強烈にこすりあげられる感覚に、びくんとぱちゅりーの体は震えた。 乱暴なまりさの扱いに、それでもぱちゅりーは体を離そうとしなかった。 かつて、家族をもてば幸せになれると教えてあげた愛しのまりさ。自分の病弱な体が大人になってある程度よくなったらいっしょになるための布石のつもりだった。 だが、まりさはこともあろうかれいむに出会い、あっさり惚れてしまう。 その口惜しい想いを押し殺して数年。 ようやく報われようとしているこのチャンスを、ぱちゅりーは逃すことができなかった。 「ゆゆーん、ぱちゅりーのおはだ、れいむなんかよりもずっといいよっ♪」 「まりさ、らんぼうじないでええええ、ああああ、でもいいのおほおおおおおおお!!!」 「やめで、まりざあああああ!!! まりざのおくざんは、れいむでしょおおおおおお!?」 三様の叫び声が木霊するその巣穴で、官能の猛りが一段と高くなる。 「ぱちゅりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい! うっ!!!」 「むきゅうううううううううずごいのおおおおおお!!!」 「あ、ああああああああああああああああああああああああああ!!!」 ついに、達したまりさとぱちゅりー。そして、嬌声を打ち消すように響き渡るれいむの絶叫だった。 しばし、緊迫した沈黙と荒ぶる息の音に支配される巣穴。 変化は、ぱちゅりーの頭から始まった。 「む、むきゅう!?」 見上げるぱちゅりーの頭の上をするすると何かが伸びていく感触。 同時にぱちゅりーの全身をこそぎ落とすような脱力感が襲い掛かってきたが、ぱちゅりーは喜びの涙を上していた。 れいむは、そのぱちゅりーの頭から伸びるものを認めて、口がだらりと開く。 「やったね、ぱちゅりー! まりさとぱちゅりーの子供ができるよ!」 まりさの喜びの声が示すとおり、ぱちゅりーの頭には一本の命の茎がのびていた。 その先に連なる丸い塊はうっすらと目を閉じているような顔が浮き上がる。 状態のいい成体ぱちゅりーによる、母子ともに健康な植物型出産シーン。 「まりさは、やっぱり問題なかったんだよ!」 求めてやまない子供が、わずか一日で実りをつけた。そのことに、まりさの表情が笑顔で歪む。 そのことを理解してしまって、呆然と見つめているれいむへと、まりさは向き直った。 「役立たずはれいむだったね! まりさ、れいむしか知らなかったけど、ぱちゅりーと比べてわかったよ。れいむのはちょっと変だよ! きっと、れいむだけ一生こどもできないね!」 「ゆっ、ゆっ、ゆうううううううううっ!」 れいむの口から吹き出したうなりは、怒りと屈辱と嘆きに歪んでまともな言葉を為しえなかった。 一呼吸置いて、れいむはほとばしる感情のまま叫ぶ。 「ごんな゛の゛っ、い゛や゛だああああああっ!!!」 まりさはそんな様子に溜飲を下げたのか、もはやれいむを見向きもせずにぱちゅりーに向き直る。 「ぱちゅりー、子供が産まれるまでここでいっしょにくらそうね」 「むきゅう、たしかにこの状態じゃ移動できないわね」 二匹、すでにれいむを無視して素敵な未来の計画を立て始める。 れいむは、目の前で始まろうとしているまりさとぱちゅりーの生活に、腹の底からの怒りがこみ上げてくるの感じていた。 れいむを戸惑わせたのは、怒りの源。 侮蔑されたことより、まりさを奪われたことが、何より悔しくて歯がゆい。 まりさの傍に行きたい。 まりさの隣で貞淑な顔をしているぱちゅりーをはじき飛ばしてやりたい。 まりさの愛情のこもったすりすりでゆっくりしたい。 ああ、昔のまりさと比べて自分で見失っていたけど、自分は今のまりさのことがほんとう大好きだったんだ。 思い通りにならないのを全部まりさにして、甘えてしまうぐらい、今のまりさを信頼してしまったんだ。 れいむの心に湧きあがる後悔は、涙となってれいむの頬を流れる。 感情が高ぶって、まりさを取り戻す言葉を話すこともできない。 せめて、お腹のあかちゃんが産まれてくれたらまりさも戻ってきてくれるのだろうか。 そう、断じてこれはおでぶではなく、まりさとの愛情の証なんだ。 れいむは強く、そう信じた。 三日後、れいむの想いとは裏腹にまりさはぱちゅりーとの幸福の階段をのぼっていく。 むきゅむきゅと巣穴に響き始めた幼子の声。 母となったぱちゅりーは、自らの目の前にぽとぽとと落ちた幼子六匹を愛おしそうに頬ずりする。 全て、紫色の小さな体。 ぱちゅりー種ばかり三匹が産まれ、むきゅんむきゅんと特徴的な産声でぱちゅりーにまとわりついていた。 念願の子供を得たまりさは、じっとその子供たちを見つめている。 「まりさ、あかちゃんたちよ!」 「ゆっくりして子どもたちだよ」 口吻気味のぱちゅりーに、まりさは穏やかな言葉で同意する。 「なんで、れいむのあかちゃんは産まれないのおおおお」 れいむは、敗北感に包まれた嘆きを吐き出す。 「産まれる訳ないわよ」 ゆふんと鼻で笑うぱちゅりーの姿に、もう怒りは感じない。ただ、みじめなだけだった。 まりさはそんなれいむとぱちゅりーを見比べてから、巣穴の出口の方へと跳ねていく。 「それじゃあ、ごはんとりにいってくるね。みんなは、ずっとゆっくりしていてね」 「ぱちゅりーたちのためにがんばってね、まりさ」 「れいむのあかちゃんのためにがんばってね、まりさ!」 応援する二通りの声に、まりさは何か言いたげに二匹を見たが、こくんとうなづくなり晩秋の野原へと駆け出していく。 後に残されたのは、先妻と今の妻、それにその子供たち。 だが、子供たちからすればれいむは巨大すぎて、自分たちと違う生き物としか見えなかった。 知識欲旺盛なぱちゅりーの子供らしく、れいむのまわりを跳ね回って観察する。 「むきゅん、おかあさん。これ、なに?」 「ご飯を控えめに食べない子のなれの果てよ。でぶぶたさんにかえられちゃったの。こんなぶさいくになりたくなかったら、 ごはんは控えめに食べてね」 「むきゅっ! こんなぶよぶよにぱちゅりーはならないわ!」 「やっぱり、ぱちゅりーのこどもは賢いわね。むきゅきゅきゅ」 微笑ましく笑い合うぱちゅりー一家。 その対象として笑われながら、れいむの心にもやもやしたものが沸き起こる。 こんな、ちっちゃな子供なんかぜんぜん可愛くない。 れいむのお腹の子さえ、きっと大きく育ちきった子供さえ生まれたら、こんな奴ら根絶やしにできるのに。 すごくゆっくりした子供を見て、まりさが戻ってきてくれるというのに。 お願いっ、おかちゃん! はやくうまれてねっ! お母さんを、こんな惨めな思いから救い出してねっ!!! 「ゆーっ、ゆーっ! ゆゆゆううーっ」 れいむはいきみだした。 これまで、あかちゃんのゆっくりを邪魔したくないと一度もしてこなかった動作。 しかし、まりさからのご飯が怪しくなった状況ではゆっくりしていられない。 下腹部をそらし、歯をくいしばって何度もうめいた。 そのただならぬように、ぱちゅりーは子供を下がらせながられいむを見つめる。 「はっやっぐっ! あかちゃん、うまれてね!!!」 「むきゅ! むだだからやめてね!」 ぱちゅりーは怖がる子供のためにれいむを止めようとする。 だが、れいむは止められなかった。 お腹の産道を、不意に何かが刺激したからだ。 「ゆっ? あかちゃん、あかちゃんなの!? あかちゃん、うまれるんだね!!!」 れいむの顔が喜色に染まる。 「そ、そんなわけないわ! あかちゃんなんて、あかちゃんなんて!!!」 自分の推察を否定された気分で、取り乱すぱちゅりー。 不安にひっしと寄り添う子供たちを、ぶるんぶるんと振り回す自分の髪の毛ではじきながら絶叫していた。 そんなぱちゅりーの様子に、れいむの心が満たされていく。 気分を盛り上げるように、熱いものがついにれいむの産道をじんわりとかけあがってきた。 「ゆゆっ! れいむのゆっくしたあかちゃんがでてくるよ! ゆっ、ふううううううううう!!!」 全力を下腹部にこめると、その痛みを伴う熱が産道をこんもりとこじ開ける。 今、まさに飛び出さんとするほとばしりを感じながら、れいむは涙とよだれを垂らしながら、勝利の微笑をぱちゅりーに向ける。 「これが、れいむのあかちゃんだよおおおおおおおおっ!!!」 ついに、それは放たれた。 黒い帯が広がったというのが、ぱちゅりーの最初の視認。 瞬間、ぱちゅり一家へすさまじい圧力が襲い掛かる。 ぱちゅりーの目の前がまっくらになって、ぐりんぐりんと体が闇の中を転がる。 あかちゃんたちは、どうなったのか。どれだけ探しまわろうとしても、水気を含んだ泥のようなものに包まれて身動きできない。 「もがっ、あがぢゃ……」 口を開きかけたぱちゅりーの咽の奥に、くろいものが忍び込んでくる。 それはひどい酸味だった。 そして、鼻の奥から目の裏側まで突き抜ける強烈な腐敗臭。きっと、全身を覆う黒い泥全てが放つ臭い。 「げぼおおおっ……」 これまで誤魔化してきたぱちゅりーの発作が起こった。出産後の低下した体力とあまりに醜悪な環境。 むせ返る衝動を吐き出そうと口を開いては、腐った黒い泥の進入を許して体全身がひきつる。 見開いた目から、行き場をなくした自らの紫蘇餡が眼球を押して流れていく。 その激痛にも、ぱちゅりーは叫び声一つ上げることはできない。 「かっ、かへっ、かへっ……かっ」 びくんびくんと数度震えて、鼻から目から自らの生きる源をひりだしながらぱちゅりーは死んだ。 それは、ぱちゅりー一家での最後の死者だった。 「おげえ、おげええ、みゅぴいい!」 嘔吐の衝動で死ぬもの。 「むきゅうう」 黒い泥で圧死するもの。 「くちゃいくちゃい、く、ちゃい……」 においで卒倒して絶命するもの。 六匹の赤ちゃんぱちゅりーは、あまりにもたやすく死んでいった。 その黒い泥の濁流が治まって、生き延びているのは濁流の源、れいむだけだった。 れいむは、みずからの下腹部から流れて死を招いた黒い濁流を、呆然と眺めていた。 通常、運動エネルギーに代えられなかった古い餡子は、ゆっくりが吐き出すなりひりだすなりして排出する。 だが、れいむは食べたものはすべて赤ちゃんのものになるのだからと、一切の排出を一ヶ月怠っていた。 不運は、子供がいなかったこと。 蓄積された餡子は体内でゆっくりと腐敗をはじめ、れいむの体積をガスで膨張させながら排出される瞬間を今か今かと待ちかねていた。 れいむの場合、その量はまりさの努力の成果そのままに莫大なものとなっていた。 吐き出した汚物が、ぱちゅりー一家を完全に汚水の下に沈めてしまうほどに。 「あれ? れいむの、あかちゃん?」 れいむは、ガスと汚物を吐き出して元に戻りつつあった体で巣の中を探し始める。 もちろん、最初からそんなものない。 そのことに、れいむは1時間かけてようやく気がついた。 大切にまりさの犠牲の上に育てていたものは、糞尿だった。 れいむの目が虚ろに宙をさまよう。 「れいむ、どうしようもないおばかさんだね……」 無表情に呟くれいむの頬を流れ落ちる、とめどない涙。 「ごめんね、まりさ。ごめんね、ぱちゅりーとあかちゃんたちいいいい」 一人ぼっちとなった巣の中で、れいむは嗚咽をもらし続ける。 だが、やがてはふらりと夢遊病の足取りで巣をさ迷いだすと、いつしか巣穴からその姿を消していた。 「ゆっ、ゆーん!」 秋の暮れの平原を、陽気な歌を歌いながらかけていくゆっくりの姿があった。 まりさだった。 そのご機嫌さの正体は、一見子供がついに生まれたことにあるように見える。 だが、実際は違った。 まりさが餌を帽子にのせて駆け出す方向は、ぱちゅりーが待つ巣穴とはまるで反対側。 「ようやくまりさがゆっくりできるよ!」 まりさは、自由を謳歌しようとしていた。 元かられいむの世話などするつもりはないが、ぱちゅりーたちの世話もしたくない。 まりさとぱちゅりーの間に生まれた子供は、全部ぱちゅりー種。 病弱で育てづらい子供を六匹も養って暮らすのはごめんだったし、まりさ種を求めてさらに交尾をしてぱちゅりー種が増えたら目もあてられない。 「まりさは子供がつくれるんだし、まりさにふさわしい相手をゆっくりさがすよ!」 いつでも子供がつくれるなら焦ることもない。 まずは、大変だった分だけまりさがゆっくりしないとね。 新天地を求めて、川沿いをひたすらかけていくまりさ。 その果敢な足取りが、川辺を挙がってきた一匹のゆっくりの姿を見て止まった。 水浴びをしてあがってきたのは、一匹のまりさほどの大きさのれいむだった。 まりさは見とれた。 れいむ種の黒髪が、水気を含んで艶やかなほつれ髪。じっとまりさと見つめる瞳は聡明な輝きがあり、何より均整の取れた体つきはまりさの好みそのもの。 まりさは生唾を飲み込みながら、その美れいむの元にかけよる。 「ゆっくりしていってねれいむ、かわいいよおおお」 挨拶もそこそこに、すりすりを始めるまりさ。 相手が川を背に、逃げ出す余地がないことを知っていながらの愛撫だった。 これから、新天地へ旅立つ前の最後の思い出づくりと言葉少なく身をよせるが、美れいむは意外にもいやがる素振りを見せなかった。 ただ、その愛撫に顔を歪めながら静かにまりさに話しかけてくる。 「ねえ、まりさ。すりすりされても、れいむは子供できないよ?」 子供。そのフレーズにひっかかりを覚えるものの、まりさは己の欲望を満たすのが先決だった。 「ゆっふっふー。れいむがそばにいてくれるなら子供なんていらないよ!」 「そうなんだ、うれしいよ」 にっこりと微笑むれいむ。 受け入れてくれたなら、さっそくすっきりしよう。 この、でぶれいむとはまるで違う美れいむとすっきりしよう。 まりさの笑みが有頂天に緩む。 だから、気がつかなかった。 自分の髪の毛をかみ締めるれいむの動作を。 「でも、どうして出会った頃にそういってくれなかったの?」 ぼそりとつぶやいた、その声を。 まりさの視界が反転した。 ぐるりと何かにひっぱられて、空を見る。 小春日和の澄み切った青空。 その天空もすぐに視界から消え、次の瞬間には水しぶきの音。 ごぼごぼと体に流れ込む水の音を聞きながら、ほの暗い川の底を見てまりさはようやく水中に転落したことに気がついた。 浮き輪代わりにできた自分の帽子は、川の流れにそってどんぶらこと昔話の桃のようにながれていく。 流入する水に、まりさの口腔からごぼりと大きな水泡。 はやく水面にでないと、もがく。 だが、一向に体が浮かび上がらない。 なぜ? 振り向くまりさの目前に、原因。 れいむが、あの美れいむがまりさの髪をひとふさくわえ、川底に沈みこんでいた。 川の流れにあぶくを吐きながら、なぜか穏やかな表情で自分を見上げている。 離してね、ふざけないでね! まりさが怒鳴ろうとして、さらに口から大きなあぶくが一つ。 それは、まりさの体にかろうじて残っていた浮力の消滅を意味していた。 途端に沈み込んでいくまりさの体。 いやだ、なんで、どうして、せっかく、まりさじゆうになれたのに。 小春日和の陽光を落としてキラキラとさんざめく水面を見つめながら、まりさは沈んでいく。 口からあふれだす餡子の塊に、絶望に顔を歪めながら川底に着床。 事切れたれいむの真横に転がって、もうまりさは身動き一つできない。 どぼじで、まりざがごんなめにいいい!? まりさは、重くなっていくまぶたに抗いながら、この事態の元凶の美れいむの顔に視線を向ける。 れいむはすでに事切れていたのだろう。 すでに皮が水を吸い始め、ぶよぶよに膨らみつつあった。すでに美れいむの面影はない。 ただ、代わりにまりさの脳裏に浮かんだのは、長年連れ添ったれいむの姿。子供ができない同じ悩みを抱えて、できないなりにも ずっと一緒だったれいむの姿。 「ゆ……ぐ……」 まりさの唇が何事か伝えようとして動く。 だが、代わりに最後の餡子のひとかたまりを吐き出しただけ。 二匹は、水流に押しやられてふわふわと漂いだす。 やがて、ゆらゆらとゆらめく一対の塊となって、二匹は川下へと流れていった。 (終わり) あとがき どうも、小山田です。 今回は文章がうまく転がらなくて、地の文が稚拙になってしまいました。精進します。 誤字脱字の訂正はwikiで。 このSSに感想を付ける
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症状 赤盤・青盤しか持っていないのにビートルズを語ってしまう。 赤盤・青盤の次に行きたい。 「分かってる」と思われるための正解がジョージ・ハリスン。 類症 友達が死んだことをステータスのように語る病 番組 第120回 ビートルズの曲の中でジョージの作った曲が好き病
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あ か さ た な は ま や ら わ A~Z その他 さ し す せ そ ざ じ ず ぜ ぞ さ 01 ささぐうた -ヒガン・ルトゥール・シンフォニー- 01 ささやく、消えかけた後遺症が。 01 さっきゅんライト 01 さよならバイバイ、また明日 01 さよならヒストリー 01 三千世界 01 彷徨いの冥 01 彷徨いの冥~天~ 01 最果てのコトバ 01 桜モノクローム 01 桜風花 01 炸裂アイロニー 01 錆びたナイフ 02 さようなら。ありがとう。 02 サイアノタイプ 02 サイケデリック鬼桜同盟 02 サテライトは浮かぶ恋の夢を見るか? 02 サド 02 サンライトフラワーデイズ 02 三千年戦争 02 叫べ ディザイア 02 寒想桜 ~From a snowstorm to cherry tree~ 02 桜ノ華 02 桜色の海に浮かぶ 02 殺戮イノセント 03 さかさまレジスタンス 03 さよなら、私の春夢 03 さよならかみさま 03 さよならミステリー 03 サイコ・リリィ 03 サカサノコイゴコロ 03 サンドウィッチタイム 03 三十八万キロノセカイ 03 参道のセレナーデ 03 叫べ 03 寂しさと愛の分解理論 03 歳月(Midnight Moon Walker Remix) 03 触れる夢 03 逆月 04 さよなら、ありがとう 04 サタデーナイトフィッシュガール 04 サブタレイニアンローズ 04 サーカスのナイフ投げ 04 些細な幸せの裏側 04 坂好きの神様 feat. 雨天決行 04 寂しい夜に曲げられて 04 捧げられたイメェジ 04 最後の Departure 04 最速流域 04 砂鉄の国のアリス 05 さみだれ 05 サクラ舞うあの場所へ 05 サナエさん 05 サンタ・マリヤ 05 彩祭雷禮 05 最強!Ice Fairy 05 桜月譚 ~CHERRY BLOSSOMOON~ 05 歳月 06 さあ瞳を閉じて 06 さくらさくら feat. らっぷびと 06 サプライズパラソル 06 三妖精SAY YA!!! 06 佐渡ノ団三郎 06 最凶アンビバレント 06 最後の夜空 06 最終鬼畜ぜ~んぶっ! 森羅万象 06 祭符「神遊びの唄」 07 さとりとこいし 07 サイハテハーバリウム 07 桜繋ぎ 08 サヨナラダイアリー ~ their whereabouts 08 サヨナラダイアリー ~ their whereabouts 08 最後の忠誠を 08 桜のひと 08 桜路 09 最果てのドア 09 桜色古物語 09 桜風 09 然様ならば。 10 サクラサヨナラ 10 山茶花 10 桜華月想 11 彩色ランドスケープ 12 咲き届け、春へ至る音 14 最期のDeparture 20 さよならを教えて 咲 夜 ~親不孝な人間のお話~ し 02 上海幻想曲 02 少女さとりのさとりったー 02 少女さとり<trauma> 02 少女サイコパス 02 少女飛翔曲 ~ Everlasting Longing 02 少女鬼想封印 02 心臓人間 02 森羅結界 02 死ヲ焚ベル 02 死~shi~ 02 空中庭園 ~Strange Paradise~ 02 至上の喰字 02 芬陀利華 ~シラハチス~ 02 霜を塗して冷めた月 03 U7731-0859484-708940566『シン・汎用合成クラスメイト:宇佐見227号』 03 し・に・あ・そ・ば・せ! 03 ショート・ストーリー 03 シンカーゴースト 03 信仰は儚き人間の為に 03 信撃リザレクション 03 少女眠る 03 少女綺想曲 03 新規テキストドキュメント 03 正体不明 03 死生信艶、暴謳ノ絶 03 深層トワイライト 03 白黒つけるぜ東方ジャッジメント 03 祝福と破滅の音 03 至福エキス 03 酷翼残下、堕空ノ絶 03 静かな願い 04 しかたないじゃない 04 シェーレの緑 -Cleantears Remix- 04 シャトー・ガル 04 少女さとり ~Corazón Vagabundo~ 04 春雲 04 深海の果て 04 滴る汁 04 焦雷恋慕 04 白 ~shiro~ 04 私家版 百鬼夜行絵巻 04 至天 05 シグナル 05 シャボンガール 05 仕組まれた罠 05 信念の彼方 05 憧憬マーメイド 05 死んだバラと悪魔のはなし 05 深界現想 05 白き太陽 05 白玉倦怠期 05 真実は幻 05 紫雨UNITED まりさvsニセまりさ編 05 蝕符「スイート・ポイズン」 05 識らぬが佛、視ぬが秘事。 06 シアワセうさぎ(再) 06 シャナナ☆核融合 06 シンデレラは魔法使い 06 シンデレラケージ 06 シークレットデザイア 06 信仰と欲望とコマンドーと蛙幼女 06 慕えど追いつかぬ魂 06 春夏秋冬〜Tou!〜 06 沈む情と清き泡 06 白い魔法 06 秋撃恋記 06 色彩の絆に魅せられて 07 シアワセエゴイスト 07 シャングリラ 07 漆黒の投影は月夜に 07 白玉茶屋in冥土 07 知りすぎた少女さとり 08 しゅわスパ大作戦☆ 08 シノショウジョ 08 ショーウィンドウの向こうから 08 シロノセカイ 08 春愁 08 死体旅行へようこそ! 08 紫雨UNITED まさかのアリス突撃編 08 至極普通のアークライト 09 信仰を 集めて生やし うしろあし 09 新世紀ネバーランド 09 神霊「死せる哲学の袂」 10 しかしなにもおこせない ~ Hero s Challenge 10 始幻想 10 死 #とは 10 死奏憐音、玲瓏ノ終 10 神獣の名の下に 10 私立シルフォレ学園校歌 ~ 恋愛のABC short ver 11 しあわせのかたち 11 死蝶 -Swallowtail- 11 特別演目「心綺楼」 11 白い魔法 12 B4.少女人形 12 シノショウジョ 12 白い地図 12 終焉と輪廻のバラード 14 上海胡蝶飯店 14 白百合innocent Ⅻ. しあわせのことば す 01 スカーレット 01 スカーレッド 01 スターシーカー 01 ストロベリームーン 01 スパロウグロウ 01 墨染 01 墨染めの蝶 02 スキマイロ 02 スクリーミング・インフェルノ 02 スクリーミング・タイラント 02 スクリーミング・テンペスト 02 スターシーカー ~Where no man has gone before. 02 スターリー・マウンテン 02 スノースタイル 02 スプリンガーロケット 02 スペース・トラベル 03 スカイジェネレーション 03 ステップラビッツ 03 砂の林檎 03 鈴の音 04 すわシュパ必勝法☆ 04 スキミングカード 04 スターゲイザー 04 スペリオルフライト 04 スーン 04 好きだよ。。。 04 救いの箱舟 05 すべてまぼろし 05 スカーレットレッド 05 ストロボナイト 05 素敵な墓場で暮らしましょう 05 素直キャロット 05 萃夢想歌 06 スターゲイザー 06 捨去りし過去と夢 06 素顔のまま夢で逢えたら 07 すーぱーなちゅらるとりっくわーくす 07 スカーレット警察のゲットーパトロール24時 07 スリープジャンキー 07 スロニートプリンセスかぐや―S・N・P・K!― 07 少し昔のお話 07 素晴らしき偶像世界 07 萃夢 -SUIMU- 08 スカル キャット -Brave or Death- 10 スターブレイカー 11 スケルトンスプラッシュ! 18 水晶の檻 せ 01 U0001-9134845-120368896『世界秘封倶楽部化計画』 01 セツナ セツナ 01 センヲコエテ 01 世界の選択 - Freedom Paradise- 01 世紀末SOS 01 千年恋桜 ~Japanize Tears~ 01 千華繚乱 01 雪幻ティルナノーグ 01 静寂の月 02 セカイファンタジア 02 世界のウジウツ 02 刹那ヤマイ feat.らっぷびと 02 正義のレジスタンス 03 ぜんりょく☆GoSSiP! 04 世界ヨ廻レ 04 制裁のReload 05 センチメンタ・ル・ガルー 05 世界閉じる場所 05 刹那に散ろうとも 05 千紫万紅berserk 05 旋律のCOLORS 05 聖輦YASSA! 06 世界が眠る頃に 06 生~sei~ 06 閃光カタストロフ 07 鮮紅輪廻 08 ―戌の一つ―「千夜一夜」 08 セレクト 08 星蓮「ウルワシのベントラー」 08 粛清という名のヴィーゲンリート 09 世界中の誰よりも 11 刹那 75 12 静寂な夜 セルフ・トーキング 或いは 魔女というガラクタによる魂の在り処への言及のバラード 星花 そ 01 その神のジレンマに 01 ソリッド 01 昊飛ぶ郵便屋さん 01 束縛アネモネーション 01 蒼夜を架ける 01 蒼月の懺悔詩~Universal Nemesis 01 蒼空に舞え、墨染の桜 02 その先の奥 02 そんなゆめをみたの ~lonely dreaming girl~ 02 想像は屍 02 想逢 02 相反する感情 02 相対性境界線 02 空と平行に沿う曲線 02 空の最果て 02 蒼天疾風 03 ソラニ、咲ク 03 騒天航路 04 そよ風に吹かれて 04 創生神護 04 空のある場所 05 そして第二の朝日が昇る 05 その魂に憐れみを 05 そよ風に吹かれて 05 それでも館は廻っている 05 それは良く在る虚飾の現象 05 ソウイフモノ 05 ソレでもいい 05 創造 05 想像でしかない時代の形 06 その正しき言葉のもとに 06 ソメイヨシノ feat. 妖狐 06 空色リボン 06 空色恋歌 07 その影法師、幼さを残して 07 創世のTSUBASA 07 空のこころ 08 そしていつかまた出逢って ~Eternal Flower 08 そして私は空を見上げた 08 その向こうのセカイへ 08 その魂に安らぎを ~ Dignity of Spirit 08 租界の嵐 08 空を待つ魔法 Cinematic Ver. 08 空探す虹 -positive spiral 09 その魂、雪華の如く 09 それじゃ、さよなら 09 それは九月のカンタータ 09 空なんか飛べなくたっていい 10 B2.空に近い場所 10 空舞う八咫の鳥 11 その扉の向こうに 11 双剣乱舞 みょん&me 12 蒼影~Ancient Unicorn~ 15 葬迎 ざ 01 残酷な情熱の果てで 01 残響は鳴り止まず 03 斬月アリア 05 懺悔 05 残光 06 ザクロは血の味、恋の味 じ 01 ジェラシーカーニバル! 01 人生ごっこ 01 純情アルメリア 01 自由の翼 02 ジ・アノニマス 02 慈愛に満ちた法の世界 02 純真Black 03 冗談カルマ 03 地獄ノ貳華 04 自己宇宙 05 自由への賛歌 07 純化の定理、百合の花 07 邪の道 08 地獄かくれんぼ 09 次発 ワタシ37号 09 邪符「ハオシャオグイ」 11 呪符がない 12 12月:ジンゴー!ジンゴー! ず 01 ずっと近くの明日 05 ずっとぜんぶ ぜ 01 ゼンマイ恋時計(T.E.B Summer Mix) 01 善悪の頂にある真実 02 全力ハッピーライフ 02 絶縁体 03 ゼロフィリア 04 絶叫絶唱祭儀 04 贅沢なエンドロール 05 絶品アラモード 05 絶対恐怖領域 06 全部知ってる 06 絶対的一方通行 ~Unreachable Message 07 ゼンマヰ仕掛けの神は斯く語りき。 09 全人類ノ非想天則 09 善意のマモノ 09 絶対的一方通行 ぞ 04 ゾンビィ★スリラー